開業への道~何の資格を取るの?~
こんにちは、社会保険労務士・行政書士の前西原 清城(まえにしはら せいじょう)です。
開業できる資格を目指す!と思ったものの、何があるのかまだ検討もつきませんでした。
この時は『士業』という言葉を知りませんでしたが、調べると開業できる資格って、そんなに数はないんですね。
この頃に8士業というのを知りました。
・弁護士
・司法書士
・行政書士
・土地家屋調査士
・弁理士
・海事代理士
・税理士
・社会保険労務士
それぞれでの独占業務を調べて、取得するのに現実的、且つ自分の興味を引いたのが、社会保険労務士でした。
20年ちかく労働者として色々な会社に雇用されてきたわけですが、労働者としてどんな権利があるのかもわからず、また、労働問題に対して知識が無く今に至っているという事を感じたことがキッカケでした。
さて、取得する資格は決まったのですが、将来開業することを考えた時にダブル資格を持つということは、間違い無く強みになるだろうと思いましたので、士業の中でも比較的取得しやすいと言われている行政書士をまず取ることにしました。
妻にも行政書士と社会保険労務士を取ることを宣言!
それが1999年、34歳ころだったかと思います。
しかしですね、私のひじょーーーーーーーに良くない癖がでます。
『有限不実行』!
最悪です。これ一番ダメですよね(-_-;)
でも、この小さな小さなやる気の火が消えないように妻は一所懸命でした。
ある日私が仕事から帰ってきたら、私の散らかっていた部屋が片付いていたんです。そして、部屋の真ん中には机が・・・
そう、私が勉強できるように環境を整えてくれていたんですね。
でも、その時私が言ったのが『なんか、プレッシャーを感じる』と・・・
今考えれば妻は凄いがっかりしたことでしょう。
そして、更に私の良くない癖はさく裂します。
それは、資格の教材セットの購入。そして勉強は全くしない。
そして、勉強していないのにまた教材の購入。
当時は勉強していないことにもあまり気付いていなかったと思います。
妻からも『買うだけ買って、勉強していない!』と指摘があったようにも思いますが、それでも最後は私を信じて教材買うことにいつも賛成してくれました。
そんな妻の協力もあって、私の資格取得の火が消える事はありませんでした。