開業への道~夫婦で無職~
こんにちは、社会保険労務士・行政書士の前西原 清城(まえにしはら せいじょう)です。
小さな小さな火が燈ってから早数年・・・
妻の協力もあって、ギリギリ火は消えませんでしたよ・・・
行政書士を受験すると妻に言ってからかれこれ3、4年は経っていたかと思います(結婚する前からです)。今思えば口ばっかりで行動が伴っていませんでしたね・・・
そんな私も、一念発起し本格的に受験することを決意しました。2002年、36歳の春のちょっと前の頃です。
さて、当然仕事をしていましたが、仕事をしながら勉強するか、はたまた仕事を辞めて勉強に専念するか・・・悩みました。
とは言え、自分の中で答えはでていましたね。後を絶つ!と。そう、退職です。
仕事をしながらですと、勉強ができなかった時仕事が忙しかったことを言い訳し正当化しようとするんですよね。どうしても甘えがでてしまう。なので、私は辞めることを選択しました。
一応大黒柱ですよ。退職するって簡単なことではないですよね。
我が家は結婚以来ずっと共働きです。『奥さんが働いているから辞めれたのね』と思われるかもしれませんが、あの時は妻も同時期に退職しました。夫婦して『無職』です。
いやぁ、なかなかの英断ですよね(笑)
そして夫婦して無職って、生活費は?って思いますよね。
正直蓄えといえるものはほぼありませんでした(お恥ずかしい・・・)。
じゃぁ、生活費はどうしていたかと言いますと失業手当です!夫婦して失業手当を受給しておりました。これが私たちの命綱でした。
とは言え、失業給付だって十分かっていったら相当厳しいです。
では、なぜ失業給付で生活できたのか?
当時我々夫婦が暮らしていたのは、私の友人が所有する一軒家に住まわせていただいていました。
友人の好意により、家賃は水道光熱費込みで超破格の激安でした(かなり年季の入った家だったので、色々不便はありましたが・・・)。
失業期間は半年ほどだったかと記憶しております・・・
もし一般的な住宅に暮らしていたら二人の失業給付で生活はできなかったと思います。川崎区ですと安くても家賃8万以上はします。水道光熱費を入れたら余裕で10万を超えてしまいます。
友人から住居を激安で提供いただけていなかったら、夫婦で無職なんて無謀なことはできなかったです。
因みに、健康保険と年金共に免除申請もいたしました。
さて、2002年の春に行政書士を目指すべく退職しました!
行政書士の試験が11月ですから勉強期間は概ね7ヶ月。スタートするタイミングとしてはギリギリ悪くない時期です。資格の学校の講座を調べるとちょうど4月スタートの講座があります。
さぁ、有言実行の時が来ました!(笑)
勉強のスタートです!!