開業準備~事務所名編~
こんにちは、社会保険労務士・行政書士の前西原 清城(まえにしはら せいじょう)です。
開業するにあたり、事務所名をどうするか。
全国社会保険労務士連合会、日本行政書士会連合会に登録申請をする上で事務所名が決まっていないと登録申請ができません。
事務所名を決めるにあたり、一つだけ決めていたことがあります。
それは沖縄を感じる名前。沖縄出身の人や沖縄に詳しい人が名前をみただけで沖縄にゆかりの人がやっているのかな?って思ってもらえる名前です。
事務所名で一般的に多いのは自分の名前を付けるケースですね。
名字を入れようか悩んだのですが、『前西原』というのは沖縄の名字の中でも非常に珍しく、沖縄の人が聞いても沖縄の名字とは思われないのです。
そうすると、「前西原社会保険労務士・行政書士事務所」ってつけても沖縄と気付く人はいないのではいか・・・
あれこれと悩んでいたのですがふとひらめきました。
開業の頃は3月~4月の予定です。この時期の季節を沖縄では「うりずん」と言います。
冬が終わり大地に潤いが増してくる時期のことです。
ちょうどこの時期に開業するので、『うりずん』はどうだろうと妻に伝えたところ、即、いいね!!!と・・・
下記4パターンに絞り、電話に出た時に事務所名の言いやすさも考慮しました。
・うりずん社会保険労務士・行政書士事務所
・社会保険労務士・行政書士事務所うりずん
・Officeうりずん社会保険労務士・行政書士事務所
・社会保険労務士・行政書士事務所Officeうりずん
ここはそんなに悩みところではりませんね。「Officeうりずん社会保険労務士・行政書士事務所」、これに決まりです。
事務所のロゴをプロの方に作ってもらおうかと思いましたが費用が軽く数万掛かってしまうので、取り敢えず自分で作成してみました。作成と言うほど大げさなものではなく、Wordで文章の側にフリー素材のハイビスカスの画像を貼り付けただけですが^_^;
事務所名を何故沖縄というのが直ぐに分かる名前にしたかったのか・・・
事務所がある川崎区は京浜工業地帯でウチナーンチュ(沖縄人)が多く働いています。同じウチナーンチュの一人として皆さんの何かお役に立ちたいとの思いからです。
勿論そこには沖縄出身の経営者が士業を探すさい、『お、ウチナーンチュの先生か、使ってみようか』と思っていただけたらとの淡い期待も入っております。
私は18歳で進学の為上京。
上京して36年。年を重ねて行く度に故郷沖縄に対する思いは強くなっています。おなじウチナーンチュとして、何か私としてできることはないだろうか、ということをずっと考えていました。全然具体的ではなく漠然としたものです。何ができるのかも分かりません。
開業するにあたり、ここ川崎鶴見は京浜工業地帯。この地は何十年も前から多くのウチナーンチュが移住し、関東でも屈指のウチナーンチュが住む地域となっております。
そして、この地で運送業や建設業などを開業している方たちも少なくありません。
そういう人たちが『うりずん』を目にした時、『うりずん』という文字はウチナーンチュであればみただけで沖縄と関係がある事務所と分かっていただけます。勿論、依頼を受ければ東京、神奈川、千葉、埼玉訪問出来るところは喜んでうかがいます。
この地に住んで約25年と気がつけば四半世紀を超えております。もう川崎は私にとって第二の故郷になっております。この地で生まれ故郷の沖縄に由来した事務所名で開業する。ある意味自然な流れだったのかもしれませんね。
最後に1回しか行った事ありませんが竹富島の画像をアップします。沖縄本島よりも海が綺麗でまた貴重な集落でした。沖縄で生まれて県内の移動で訪れた場所でこんなに感動するとは思いませんでした。1泊しか出来ませんので今度はもう少しゆったりと島内を回ってみたいです。
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