道路占有許可特例延長
国土交通省が新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等を支援する緊急措置として、沿道の飲食店や商店街で自分の店先の路上利用の占用許可基準が緩和されております。今月11月30日までの緊急措置でしたが、来年の3月31日迄延長されることになりましたのでご紹介します。
通常道路占用許可と言うと、建設工事でフラットパネルを使用して仮囲いをする際に道路にはみ出してしまう事がよくあります。その場合、土木事務所や各市区町村で道路を管理してる担当部署に提出致します。私が住んでいる川崎市は各区役所の道路公園センターに提出するそうです。似たような許可申請に道路使用許可というのがありますが、これは所轄の警察署に提出致します。許可対象が似ているというか、現実被るものが沢山あるので混同しがちなのですが別物です。似たような許可を得るのに、似たような申請書を作成するのですが、そもそも根拠法令が違うために提出先が違って来るのですがその説明はここでは割愛させて頂きます。
今回の記事の内容はあくまでも道路占用許可の特例延長の話となります。
11月30日まで緊急措置が来年の3月31日まで延長されました!
道路占用に関するコロナ特例については以下のようになります。
外食産業は感染防止を避けるために店内の座席数を減らして営業を続けております。そんな状況下、店先で少しでも座席が増えることは売上アップに繋がると思います。私も昼食で事務所近くの商店街(銀柳街)、の飲食店に行くことがあるのですが、店先でテイクアウト販売やテラス席を設けているお店をよく見かけます。そしてテラス席はたいがい埋まっております。
コロナの影響で事業運営にダメージを受けている業界は多々あるかと思います。宿泊・観光業界と並んで外食産業も当然に厳しい状況です。ファミレス最大手のすかいらーくHDは、不採算店舗を200店閉店するそうです。中国・四国・九州ではトップを走るジョイフルも200店舗を7月から順次閉店しております。大手のチェーン店ですらこの有様ですので、小さな飲食店のダメージは計り知れません。
帝国データバンクの公式サイトから、景気・業界動向→各業界の動向が天気予報式で見られるのですが、サービス業を見ると、2019年度、2020年度はファストフード・カフェは曇り、居酒屋・ビアレストランに至っては雷雨となっております。東京商工リサーチが1万社に対して今年の忘年会を開催するかアンケートを取ったら9割近くの会社は開かないと答えております。また従業員の6割は参加したくないと答えているそうです。飲食店にとっては一番の売上が見込める忘年会シーズンがコロナの第三波直撃で全滅になる勢いです。年末年始の飲食店の連鎖倒産を危惧する情報がマスメディアで流れ始めました。
私の事務所は川崎区の市役所のすぐ側にあり、回りには数多くの飲食店があるのですが最近は飲食店が撤退した空き室が目立つようになっております。現に私が雇用調整助成金を申請して雇調金で何とか雇用を守るべく頑張っていた飲食店のお客様の中でも3件が廃業、撤退致しました。私はお昼は基本家から持って来たお弁当を食べるのですが、最近は週に二、三回はテイクアウト販売を利用した飲食店のテラス席で食事を取るようにしています。
道路の占有許可特例が来年の3月31日まで延長となりましたので、利用出来る環境でまだ利用していない飲食店がありましたら是非活用していただき、少しでも売上アップに繋げてもらえればと思います。
昨日京急川崎駅から歩いて1分位の場所にある油そば 春日亭で油そばを食べてきたのですが、店先のテラス席は全部埋まっておりました。私と妻は店内で食べたのですが非常に旨かったです。スタンプカードももらいましたし、事務所から歩いて四、五分の場所なのでまた行こうと思います。最後に昨日食べたお店で1番人気の炙り鳥豚油そば画像をアップいたします。お近くの方は是非行ってみて下さい。食にうるさい妻も旨いと行っておりましたw
本日は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。